加古川ボードゲーム会

参加者(どなたでも)募集中。アグリコラ専門ボードゲーム会。兵庫県加古川市

クローズ会の欠点

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第三者を入れることができない

 

仲の良い友達同士での完全クローズ会はいいことづくめのようですが、欠点もいくつかあります。1つ目は、告知をしてまったく接点の無い第三者を入れるということができないということです。

 

クローズドなんだから告知しないのは当たり前なのですが、例えばこれを半クローズドにすれば、 告知によって第三者の新しい人を入れることは体制としては可能です。

 

しかし、高校時代の仲の良い友達同士のグループでやっているのです。「来てもいいですよ」「大歓迎ですよ」「参加者募集してますよ」という告知をしても、第三者の全然面識のない人はなかなか入ってこれないものです。

 

ゲーム以前の問題として、みんな非常に仲が良さそうだから、その輪の中に入れそうにないと思ってしまうからです。そんな所にもし参加したとしたら、完全にアウェイの状態になってしまいそうな気がするからです。

 

そして、そのグループの中に、新しい人を入れるのに乗り気ではなく、「新しい人なんか募集しなくてもいいではないか。このままでいいではないか」という人が1人でもいたとしたら、新しい人を募集したり入れたりすることはできなくなります。

 

もちろん、その人を説得して納得してもらえれば、入れることはできるでしょう。しかしその場合でも、表面的には納得していても、やはり心のどこかで納得しておらず、「うまく説得された」「丸め込まれた」という気持ちがどこかにあり、それが、その人自身も気づかないうちに、微妙に顔や態度に出てしまうものなのです。

 

新しい人というのは、そういった表情や態度には非常に敏感なものです。排他的な人がいれば、なんとなくの表情や態度、微妙な言動などから、アウェイ感、疎外感を感じるのです。

 

新しい人を増やしたくない、クローズドでやりたいという考えの人だけではなく、新しい人を受け入れる気持ちはあっても、性格的に元々愛想の悪い人、挨拶しないような人、人見知りで新しい人には顔も合わせず元の友達とばかり喋るような人。こういう人が1人でもいたら、クローズドから半クローズドに移行することは難しいです。新しい人が定着しないからです。

 

残念なことに、最初にやっていた私のグループには人見知りの人が1人いて、知らない人とボードゲームをするのは抵抗があるということと、アグリコラがあまり好きではないという理由から、大変残念ながらその人はそのあたりで抜けるという形になってしまいました。

 

来れなくなる人、離脱者が出てくる

 

固定メンバーでずっとクローズドで毎月1回開催を続けることは非常に難しいです。

 

なぜなら、いくら仲の良い友達同士でやっていたとしても、5年10年は続けられるとしても、それ以上となると、転勤や引越し、転職や、仕事が忙しくなって休みが合わなくなった、子供の何かとか、嫁の束縛、病気とか、色々な事情で、少しずつ来れなくなってくるのです。人数が減ってくるのです。

 

それでなくとも、ボードゲームをするための人数、例えば4人をクローズドでするとして、毎月毎月の予定合わせが大変です。

 

そういうわけで、頑張れば10年は続けられるかもしれませんが、さすがにそのぐらいが限界ではないでしょうか。人を増やさず完全固定メンバーでそれ以上毎月開催が続くグループはそうとう凄いです。

 

というわけで、クローズドでは緩やかに脱落者が増え、尻すぼみになってしまいます。それを防ぐには、減ってもやっていけるように、随時新しい人を入れ続けなければいけません。

 

そこで、半クローズ会もしくはオープン会などといった形式にする必要があります。そのためには、断腸の思いであっても排他的な友達、人見知りの友達、本当はいい人だけれども愛想の悪い友達、口の悪い友達などは、ひとまず区切りをつけなければなりません。もちろんここで区切りをつけたとしても、ボードゲーム会に限っての話なだけで、例えば年に1回飲みに行くとか、そういったまた別の部分で会えばいいわけで、友達でなくなってしまうというわけではないのです。

 

ふたつ目の欠点は、先ほど申し上げましたように、やがては来れなくなる人が増えてきて、最終的には人数が足らなくなってしまうということです。

  

したいボードゲームが合わない場合がある

 

3つ目の欠点は、 好きなボードゲームがそれぞれ違う場合があるということです。

 

例えば、1人目は色々なボードゲームを次から次へとやっていくのが好きとします。同じゲームを繰り返しすることは苦手とします。

 

2人目は、同じゲームを繰り返し繰り返し何度もやって上達を目指していきたい、質の高い勝負がしたいという考え方で、色々なボードゲームを次から次へとやっていくことは苦手だとします。

 

名前も聞いたことがない、まったく興味もわかないゲームを、しかも二度とやることもおそらくないであろうゲームを、なぜ貴重な時間を割いてまでわざわざルールから覚えてやらなければならないのか、面倒くさい。その時間でいつもやっている面白いゲームをやった方がいいという方だとします。

 

3人目は、難しいゲームは苦手で、ルールが簡単なブラフゲームやパーティーゲームみたいなものが好きだとします。

 

4人目は、重いゲームが好きで、パーティーゲームみたいなものではまるで物足りないとします。


一口にボードゲームといっても色々あります。例えばニムトみたいなゲームとアグリコラというゲームではまったく違います。トランプのババ抜き、UNOと囲碁将棋ぐらいの違い、とまではいかないにしても、それに準ずるぐらいの違いがあります。

 

それを調整する必要があるのです。時間が沢山あるなら、集まったメンバーで好きなゲームを一つずつ順番にやっていくなどして、嫌なゲームも付き合うかわりに、自分が一番したいゲームにも付き合ってもらうということができます。

 

時間が限られていてそんなに色々できない場合は、全員が共通して好きなゲームをやるのも一つの方法です。私の場合はこの方法をしていました。全員が共通して好きなモノポリーやカタンなどをしていました。

 

プレイスタイルが合わない場合がある

 

学生時代の仲の良い友達グループでの完全クローズ会の4つ目の欠点は、プレイスタイルが違うとどうしようもなくなる場合があるということです。

 

例えば、1人目はガチが好きとします。ガチが好きで、将棋をするみたいに静かに、集中してやりたいとします。

 

しかし2人目はガチが嫌いで、手筋を相談したりアドバイスをうけながらゆるくやるのが好きとします。ギスギスするのが嫌いで、妨害などで場がギスギスすると、自分は第三者なのにもかかわらずギスギスするのは嫌だと言って憤激したりします。

 

3人目は楽しくワイワイとするのが好きで、しじゅう冗談を言ったり親父ギャグを言ったり茶化したりしてくるとします。

 

4人目は、何か自分のやりたいことにこだわりがあって、勝つことよりも面白い手を目指す、珍しい手を目指す、ポーカーで言えば、負けてもいいので常にロイヤルストレートフラッシュを目指す、みたいな感じだとします。

 

5人目は、そもそもそこまでボードゲームが好きではなく、完全に付き合いでやっているだけ。露骨に顔にも出ていて、「たかがゲーム」、「大の大人が何でゲームやねん」、というふうに思っているとします。


このように、プレイスタイルも千差万別で色々あります。どれが良い悪いではなく、ガチが好きな人ととゆるく楽しむという人では水と油なのです。このように、プレイスタイルが水と油の人とする場合は、なかなか難しいと思います。

 

私どもは、全員がガチが好きでしたので、最初から当然ガチでやっていました。もう10年は前のことです。ガチが普通だと思っていたのです。その後、ボードゲームをゆるくやるというゲーム会がけっこう多い事を知り、<span style="color: #ff0000"><b>カルチャーショックをうけました。</b></span>

 

色々な人がいていいと思います。色々なゲーム会があっていいと思います。

 

ただ、水と油の人同士でボードゲームをすると、ストレスが溜まります。面白くないものになってしまいます。そのため、ボードゲームは同じようなプレイスタイルの人同士でやった方がいいのです。

 

一度、20代前半の頃に高校時代の友達同士8人でモノポリーをしたことがあります。でもプレイスタイルが合わない人が何人かいました。

 

8人でモノポリーをしたのは、その一回だけとなりました。

 

いつもの、モノポリー好きが共通、ガチのプレイスタイルで共通していた4人は、月1回開催で足掛け10年ぐらい続きました。